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今回、地域密着型のファストフード店であるジェフ与那原店さんにお邪魔してきました。
勤務歴22年目の大ベテラン上原一美さんとWEBやSNSなどを担当している喜名ありささんのお2人にいろいろお話を伺いました。

もともとA&WのFCだった与那原店が、「ジェフ沖縄株式会社」を1986年に設立した時にジェフ与那原店に生まれ変わりました。
現在は南部を中心に与那原店、豊見城店、サンライズ那覇店の3店舗を展開しています。

気になるジェフの店名の由来は、“ Japan Excellent Foodの頭文字をとった「Jef」なんだそうです。

日本では珍しく、アメリカではメジャーなドライブインレストランを「A&W」の時からそのまま引き継いでいます。
開店当初はイートインスペースはなく、ドライブインだけだったと聞き驚きました。
今ではイートインが当たり前なので全然想像できません。

沖縄県外では珍しいドライブインの光景はこんな感じ。
レトロなアメリカンな雰囲気があっていいですよね。インスタ映えしそうです。


『与那原店のドライブインスペースは22か所あり、駐車場に頭から停めて先にメニューをじっくり選び、メニューが決まったらインターフォンを押して注文します。

ここからマイクを通して注文し、店員さんが商品を持ってきてくれるところまでは一般的なファストフードのドライブスルーと同じですが…
ここは「スルー」ではなく、「イン」つまりこの場で車を停めたまま食事してもOKなんです。

また、ドライブインを改良したトライブスルーも2箇所あり、便利に使い分けすることが出来てありがたいですね。

ジェフでは、新鮮で、安心、安全をモットーとしており、沖縄県産の農林水産物を半数以上使用した地産地消メニューが、お店全体のメニューの半数以上という、おきなわ食材にこだわりを持つ沖縄県内の飲食店「おきなわ食材の店」にも登録されています。

さらに、一般的に仕上げだけ店舗で行うセントラルキッチン方式ではなく、注文を受けてから調理をする方法を採用している為、出来立ての熱々なハンバーガーを食べることが出来るんです。

コロナ禍で外食が難しい今でも、注文から待ち時間、果ては、出来立ての温かいままのハンバーガーを、その場で食べることすべてが車内完結できるドライブインスタイルは嬉しい。

「各店舗で調理するということは、お店によって味が変わったりってこともあるんですか?」
と尋ねたところ、スパイスやレシピは決まっているものの、店舗によって若干味が違うとの声もあり3店舗を回って食べ比べをする強者のお客様もいるとか。

店舗を巡って食べ比べをするのも、なかなか楽しそうです。

ただ、チリドックのソースだけは金時豆からじっくり煮込むため、与那原店のみでしか作っておらず、2日に1度は各店舗に配送しているそうなので、他のメニューよりは味は統一されているかも。

メニューの味だけでなく、店舗によってお客様の層や出るメニューが違ったりして豊見城店ではチキンがすごく出る。というお話しも聞け、同じ南部でも違いがあって面白いなと思いました。

なぜ豊見城店でチキンが大量に出るのかはジェフの皆様もよくわからないのだとか。
豊見城はチキン好きが多いのでしょうか?

ファストフードといえば、一番に思い浮かぶのはハンバーガー。
ではジェフといえば?と聞かれると答えるのは…

これ。そう、「ゴーヤーバーガー」や

「ぬーやるバーガー」です。
ぱっと出てくる人が多いほど浸透しているジェフならではのメニュー。

色んなテレビ番組でも紹介されているので、県内だけでなく観光客の方が注文されることもあるようで、実際私たちがお店にいるときに「テレビで見たのですが…」とレジで注文されている方もいました。

そんな人気のゴーヤーバーガーと、ぬーやるバーガーの誕生について聞いてみると、
玉城村出身だった創業者の喜名民雄前社長が沖縄の食材を使ったメニューを考えていた時に近所の畑に多く生っていた身近なゴーヤーを選んで考案したそうです。

が、喜名民雄前社長は家ではゴーヤーに手を出さない位苦手だったそう。そんな社長でも食べられる美味しいゴーヤーバーガーを作れたら「人気が出る」と自信をもって開発、改良を重ねて販売したところ予想通り大人気に。

その人気から2年後にはゴーヤーバーガーにポークを挟んだ「ぬーやるバーガー」が誕生。

ゴーヤーバーガーや、ぬーやるバーガーは今やお子様からご年配の方まで注文され、ゴーヤーバーガーがきっかけでゴーヤーが食べれるようになった、という声もあるほどの人気ぶりです。

他にも、ジェフには他のファストフード店ではお目にかからないメニューがいくつもあります。
その代表がこちら。

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給食でおなじみの懐かしいあげパン。
ハンバーガーが並ぶメニュー表にあげパンを見つけると、一瞬違和感があり戸惑います。
しかも給食では味もきなこ一択ですが、ジェフでは「きなこ」、「シナモン」、「黒糖」と3種類から選ぶことができます。
パンの間にはマーガリンも挟まっていて美味しいです。

しかし、ジェフの挑戦はこれだけでは終わりません。

ランチ限定メニュー。
なんと、ハンバーガー店でがっつりごはん。攻めてらっしゃる。
あげパンは分かる。パンだしマーガリンが挟まってるから。
もはや何も挟んでないライスメニュー。
ここはファミリーレストランだったかと考えるくらいには驚きのメニュー。

そんな中から今回頼んだのはハンバーグライス。
大変ボリューミーでした。

お隣のサラリーマンの方も他のランチメニューを頼んでいて、
男性でも満足できそうな量でした。
ライスメニュー以外にもスパゲティーメニューもあります。攻めが果敢すぎる。

メニューを見ると50種類以上と、とても豊富です。
たくさんのメニューがある理由を尋ねてみると、お客様の意見を取り入れながらも開発し、定番メニューはめったに下げないのでこれだけのメニュー量になっているんだとか。

さきほど紹介したライスメニューも、お客様からの要望で実現したメニューとのことでした。

1993年の販売から28年もの間、愛され続けるゴーヤーバーガーなどのメニューを作る発想力と開発力、そしてお客様の意見を取り入れる吸収力と挑戦する行動力。
地域に密着したスタイルこそ、ジェフが長年愛される大きな理由なのかもしれないですね。

昔から挑戦し続けているジェフ沖縄さんでは、創業者の民雄社長の息子さんである喜名史弥さんが、新しく2代目社長に就任されました。

喜名新社長は、U&I株式会社さんが手がけるFastPickをきっかけに、同社長が経営する上間天ぷら弁当さんと、沖縄版フィッシュアンドチップス「OKINAWAフィッシュアンドチップス」を、初のコラボ商品として販売。

新体制に代わってもこの挑戦し続けるスタイルは受け継がれているようです。
そして、すでに案として次の企画やまだ日の目を見ていないメニューもあるとのことなので今後のジェフ沖縄さんの活躍は見逃せませんよ。

ジェフの第1号店舗である与那原店の2階にはTSUTAYAもあるので、ジェフ与那原店に行く際には、TSUTAYAで買ったり、借りたりした本や、映画を見たりしてジェフで腹ごしらえしつつ、車でゆっくり過ごすのもありなんじゃないでしょうか。

<皆さんもぜひ、地元に寄り添うジェフ沖縄さんで楽しいひと時を過ごしてみてください。

iroiro編集部
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