vol.22 オロクドーナツ

今回は、那覇市小禄の『オロクドーナツ』さんにお邪魔しました。
近くに公園が沢山あるので、そのままピクニックにも行けちゃいます。

オーナーの伊佐さんは、お隣の『天下一品』と宅配業の『まちの牛乳屋さん』も経営しています。
牛乳屋さんで販売している県産牛乳（宮平牛乳）を使った美味しいドーナツを地元の方に食べてほしいという思いが開店のきっかけだそうです。

目を引くような大きなドーナツの外壁は見た事ある方も多いのではないでしょうか？
実はデザインを考案されたのは伊佐さんの奥様。一目でドーナツ屋さんだと分かる可愛らしいデザインですよね。

こちらのドーナツ、実は商品化しているんです。
伊佐さん甥御さんの『かべのドーナツは食べられないの？』という一言から発案され、メニュー名もそのまま『かべのドーナツ』。インパクトに溢れた人気メニューの一つです。

店内に入るとレトロな時計とお洒落なペンダントライト、そして沢山のドーナツたちがお出迎えしてくれました。落ち着いた雰囲気で外観とのギャップがまた素敵です！

取材を行っている間にも、どのドーナツにしようか迷っているお客様に店員さんから『ゆっくり選んでいいですよ～』と優しいお声かけが。店員さんも皆さんすごく温かくて、地元の方が通いたくなる気持ちが分かりました。

そしてまず驚いたのがこの種類の多さです。このカラフルなドーナツがなんと22種類。
そして一つ一つ丁寧に作られているのにこの価格なんです。

物価高が続いている中で、どうしてこんなにお手頃価格で提供できるのか。
それはこの美味しいドーナツを一人でも多くの方に味わってほしいという地元に対する愛情と自信があっての事。

価格だけでなく、材料にもこだわっているのが『オロクドーナツ』。
開店のきっかけとなったコクのある宮平牛乳の牛乳はもちろん、国産小麦、あっさりとした植物性油を使用しているそうです。
サイズも食べやすい大きさなので罪悪感なくパクパク食べられちゃいそうですね。

鮮やかなドーナツのトッピングは、店員さん一人一人の手によって作られています。
店長の大底さんは、一つ一つを可愛くお化粧して、お嫁に出すような気持ちで作っていると仰っていました。
こんなにも店員さんの温もりが感じられるドーナツはここだけではないでしょうか？

しかし、意外だった点は、『オロクドーナツ』は男性のお客様が多いという事です。
丁寧にデコレーションされたカラフルなドーナツは、家族や職場へのお土産としてご購入される方が多いんだとか。

そして、今回は12個のドーナツを注文しました！
見た目はどれも甘そうな印象でしたが、どのドーナツも思っていたより甘さは控えめで、トッピングそれぞれの味が引き立てられていて美味しかったです。
サイズも食べやすい大きさなので「いろいろな種類のドーナツを食べてみたい！」という方には特におすすめです。

中でも人気のメニューはしっとりあんこがたっぷり入った『十勝あんこ』、看板商品の『かべのドーナツ』、そしてこちらの写真は女性人気NO.1の『ティラミス』。
生地もクリームもふわふわです。

そしてドリンクにはコーヒーをいただきました。
この日は天気も良かったので、コーヒーにドーナツを乗せるとたちまち映える写真に。
ドリンクはコーヒーの他にも宮平牛乳の瓶に入ったコーヒー牛乳や牛乳、ラムネなどもあり、ユニークな品揃え。

持ち帰り用の容器は小さな2～3個入りのものから、7個入りと最大15個入るボックスもあり、どの容器にも『オロクドーナツ』の可愛いロゴが。
現在はイートインの導入は未定との事ですが、目の前には奥武山公園、その他にも近くには公園が沢山あるのでお外でリフレッシュしながら食べるのはいかがでしょうか？
Uber Eatsや出前館でも注文できるので雨の日も自宅で美味しいドーナツが食べられます。

やはり人気店なので閉店前に売り切れてしまう事もあるようです。一番品揃えの多い時間帯をお聞きしたところ、出来立てのドーナツも多く並ぶ11:00～14:00頃との事です。

そして、毎月10日・20日・30日はドーナツが7個で1,080円とさらにお得！！
お土産に、ご褒美に、美味しいドーナツをぜひご堪能ください。

オロクドーナツ
【住所】〒901-0151 沖縄県那覇市鏡原町10-8
【電話番号】098-851-8684
【定休日】不定休 / 年末年始休みあり
【営業時間】11:00～19:00
【支払方法】現金・各種クレジット・各種電子マネー
【平均予算】200円
【駐車場】3台（天下一品と共同）
【公式instagram】https://www.instagram.com/