#ディズニーの魔法の成分

このアトラクションをご覧になったことはありますでしょうか。

パーク内で見たことがある方はとってもラッキーです。こちらは東京ディズニーランドのワールドバザールエリアに唯一存在しているライドアトラクション「オムニバス」です。

なぜラッキーかと言いますと、目にする機会が非常に少ないアトラクションだからなのです。オムニバスはシンデレラ城前のプラザという広場を約6分間で周遊するアトラクションで、小さな子供も車椅子をご利用の方も誰でも楽しむことが出来ます。

ただ、周遊するプラザはディズニーランドの言わば中心部に当たるところで、ここでは日中も夜間もショーやパレードが行われるとても賑やかなスポットです。ですので、ショーやパレードの始まる前からアトラクションは一旦休止。終われば姿を現してくれますが、再びショーやパレードの始まる前には休止。

こんな具合ですので、「乗ったことがない!」という方はおろか、「実物を見たことがない!」というゲストも結構いらっしゃるという、幻のようなアトラクションになっています。

「オムニバス」という言葉は、ラテン語で〝すべての人のために〟という意味で、沢山の人が集まり役割が果たされていくことから、乗り合いの馬車や自動車を表す言葉になっていったと言われており、英語のバス(Bus)もこのオムニバスを語源としています。

ディズニーランドのオムニバスが走っているプラザは、ワールドバザールから始まって、アドベンチャーランド、ウエスタンランド、クリッターカントリー、ファンタジーランド、トゥーンタウン、トゥモローランドの7つのテーマランドすべてのエリアを少しずつ垣間見ることができるようになっています。

これはウォルト・ディズニーのポリシーで、映画の本編の前にある予告編を観ると、その映画を観てみたい、どんな物語なのかを知りたい、と興味がそそられるように、オムニバスで周遊している僅かな時間で、パークへのさらなる期待や、「あそこへ行ってみたい!」という好奇心をくすぐる効果を生み出すためにとても重要である、という考えのもとに設計されています。

すべての人の楽しみとかけがいのない夢の時間のために、ディズニーが生み出す8つめの新しい物語を垣間見ることができる日が待ち遠しいですね。

川崎 真衣
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