#iroiroレポート


浦添市当山にあるショッピングモール『バークレーズコート』内に今年5月にオープンした「しゃぶしゃぶヒトナベ(一人一鍋)」。スタバ側から入ると奥まで進んでようやく見えてきます。

ステーキハウス88グループが運営する「しゃぶしゃぶ」とあって、お肉への期待が高まります。
今回は88グループ広報の大濱さんにお話を伺いました。
私自身しゃぶしゃぶ初心者なので、美味しい食べ方も一緒に聞いちゃいました。

まずは、しゃぶしゃぶの由来について。
むかしむかし、中国の東北部でのお話です。
ある雪の夜、羊の肉を軒下につるしておいた所、寒さのために凍ってしまいました。
そこで、やむをえず、薄く切って沸騰したお湯の中に入れ、タレにつけて食べたら大変おいしかったというのが、しゃぶしゃぶのはじまりといわれています。
日本には、戦後間もない昭和20年代のはじめに取り入れられ、うす味の熱いダシのなかでお肉を洗うようにおよがせて食べるところから、しゃぶしゃぶとよばれるようになったということです。


続いて、しゃぶしゃぶの食べ方について。
出汁(だし)の入った鍋と具材が運ばれてきたら、まず鍋を火に掛け、出汁が沸騰するまで待ちます。その間に好みのタレや薬味を準備します。
出汁が沸騰してきたら、火が通りにくい野菜から入れていきます。次にメインのお肉を入れてしゃぶしゃぶ。出汁には多くの旨味成分が溶け込んでいて、お肉に含まれるイノシン酸が合わさると味に深みが増します。

具材をたくさん入れすぎてしまうと、しゃぶしゃぶするスペースが確保できなくなるだけでなく、出汁の温度が下がり、煮えすぎると歯ごたえが無くなってしまいます。美味しく頂くためには、食べる分だけを入れて煮込みましょう。
また、お肉から出てくる灰汁(あく)もこまめに取り除くことで、最後まで美味しく頂けますよ。


お肉の食べ方について
王道の牛肉は火を入れすぎると固くなり、旨味が逃げてしまうので、さっと火を通し、ほんのりピンク色になったら食べ頃です。
大事なのは一枚ずつお湯に入れてしゃぶしゃぶすること。
豚肉や鶏肉は牛肉と違い、衛生上の観点から、しっかり火を通してから食べましょう。

野菜の食べ方について
火が通りにくい野菜(人参、白菜の茎など)から入れていきます。また、美味しい出汁が取れるのでシイタケなどのキノコ類も最初に入れるのがオススメです。グツグツ長く煮ても大丈夫で、キノコ自身の出汁を出して煮汁を吸うので、味が染み込んでより美味しくなります。
すぐ火が通る葉野菜(春菊、水菜など)はシャキシャキ感が残るよう、時間が経たないうちにお湯からあげましょう。


ここまでは食べ方についてみてきました。
しゃぶしゃぶというと、家族や仲間と1つの鍋をシェアしながら食べる、出汁は選べない、タレはポン酢とゴマダレ・・・みたいなイメージがあるかと思います。
そんな「アタリマエ」を覆したのが『一人一鍋』。その名の通り、1つの鍋を1人で楽しめます。
他の人に気を遣わず、自分好みの味を自分のペースで食べられます。
写真は店長さんです。お昼休憩中でしたが、快く写真撮影に応じて頂きました。
凛々しい表情が素敵ですね。貴重な時間を割いていただき、本当にありがとうございました。

店内は明るく、隣の席との間に高い仕切りがあり、ちょっとした個室感が味わえます。
1人だと入りにくい、他の人の目が気になる・・・。そんな方も周りを気にせずお食事を楽しめそうです。

実際、おひとりで来店される方も多いとお話しがありました。
また、個人のスマホを利用したモバイルオーダーでの注文、セルフレジでの会計、さらに88グループでは初の導入となる配膳ロボットでの提供など、非接触型の取り組みを行っています。

配膳ロボットの「ヒートー」君
軽快な音で近づいてきて、注文した品を届けてくれ、空いたお皿の回収にも来てくれます。
店内のフラットな床は、配膳ロボットに合わせて設計しているので、乗せているお皿を落としてしまう心配もありません。
特に今のご時世は、少しの体調不良でも休まないといけないので、人員不足の解消にもつながっているそうです。
また、可愛いフォルムでお子様にも人気があり、家族連れにも喜ばれています。


出汁は「和風出汁」「すき焼き出汁」「豆乳出汁」「牛骨白湯出汁」「火鍋出汁」の5種類から好きな出汁を1つ選んで注文します。
タレや薬味はセルフで好みの味に。種類があるので、どれにしようか悩みます。
店内のPOP等では、それぞれの出汁に合うタレや薬味を紹介していますので、参考にしてみてはいかがでしょうか?
今回は大濱さんオススメの組み合わせで頂きました。


私が選んだのは「豆乳出汁」。
お野菜を取りに行く間にグツグツ・・・。
すぐ煮えて湯葉が出来ちゃうので、火加減の調節は大事です。
タレは王道のゴマダレを、薬味はカレー粉と塩を用意。
意外にも豆乳と合う。
火に通した野菜は食べやすくなり、つい食べ過ぎてしまうので、食べたいものは先に食べたほうがいいかもしれません。

新鮮野菜バイキング
常時20種類以上の野菜が陳列されているので、食べたいものがきっと見つかるはず。感染予防のため、近くに設置している手袋を着用してからトングを使用しましょう。取りすぎに注意してお食事を楽しんでください。

ソフトドリンクバー
ボタン式のイメージが強いドリンクバーですが、こちらはなんとタッチパネル式。
飲み物のアイコン画面をタッチするので、押し間違えることも無くなると思います。

デザートバー
ケーキやチョコフォンデュ、ソフトクリームなど、お子様も楽しめるラインナップです。

ステーキハウス88グループは、言わずと知れた沖縄を代表するステーキの人気店ですが、しゃぶしゃぶ専門店の出店を決意したのは2019年の1月。受け入れ予定のクルーズ船が来れなくなり、300名の団体がキャンセルになったことがきっかけでした。
他の業態転換を考える中、1人鍋の需要があることに気付き、準備を進めて出店に至りました。

88グループはコロナ禍以前、インバウンド(外国からの観光客)や国内観光客向けの「ステーキハウス88」を中心に展開していましたが、コロナ禍において地元のお客様にご来店いただける様、安価で提供できる「ステーキハウス88Jr」を展開し、現在10店舗まで広げています。
松山に88Jrの1号店を出店した際、路駐が多かった経験があり、車移動がマストな沖縄県民の特性にあわせて、駐車場が確保できるところに出店しているそうです。
ショッピングセンターで見かけることが多い印象だったので、理由を聞いて納得しました。

また、Web上のクチコミ等で、お客様より意見が寄せられるので、店舗の改善につながることもあるそう。
ヒトナベでいうと、新メニューをつくり、選べるコースが4種類から6種類へ増えました。
旧メニューの時は一番高いメニューとの差があるので、中間のものが食べたいという意見があり実現に至りました。
このように、利用する中で感じた思いがクチコミを通して伝わり、ニーズにあわせたお店づくりに取り組んでいる88グループに対し、改めて尊敬の念を抱くお話しをたくさん伺えました。
おきなわ商店街には、スマホオーダーの仕方ついても載っていますので、こちらも是非チェックしてみて下さい。