今年2024年6月6日、東京ディズニーシーに第8番目の新しいテーマポートである『ファンタジースプリングス』がオープンします。
ファンタジースプリングスは、「ピーター・パン」「塔の上のラプンツェル」「アナと雪の女王」と、3つのディズニー作品の世界を楽しむことができるエリアになっているようですね。
東京ディズニーシーは、「7つの海」であることがコンセプトのベースとなっているテーマパークですので、8つ目ができるということ自体が衝撃でした。
しかも、新エリアのテーマとして発表されたものは、海ではなく〝泉〟であったこともかなりの驚きです。
一体どんな物語が展開されるのか?魔法の成分の中核を担う、バックグラウンドストーリーに大注目をしていました。
そして、発表された物語を読み、深く納得し鳥肌が立ちました。
少しご紹介させていただくと、こんなことが書かれていました。
「昔々、はるか遠いところに、精霊が住む魔法の泉がありました。精霊は(中略)数々の物語をその泉に刻み込みました。
いまでも、泉から流れ出る小川をたどっていけば、さまざまな物語の世界を訪れることができるでしょう。」
「昔々」から「はるか遠いところ」にあった場所が、ディズニーシーのオープンから23年の時を経て発見され、私達が立ち入ることができるようになった、と。
魔法の泉の先は、「さまざまな物語の世界」=7つのテーマポートとつながっていて、そこを訪れることができるのだ、と。
この物語の骨組みは、東京ディズニーランドに7つ目にオープンしたテーマランドである「トゥーンタウン」と非常に似た雰囲気になっています。
トゥーンタウンは元々東京ディズニーランドの傍にあったのですが、そこはあくまでミッキーたちトゥーンの住む場所なので、誰も立ち入ることが出来なかったのです。
ですが、忙しいミッキー達がもっともっと沢山のゲストと触れ合う時間をつくるために、彼らの住む街を公開して、ゲストに直接遊びに来てもらおうと考えた… というバックグラウンドストーリーがあります。
この物語を初めて聞いた時に、心からの感嘆のため息が出たことを今でも鮮明に覚えています。
今回のファンタジースプリングスの物語も、その時の感覚を呼び起こしてくれる、素敵なものになっていました。
早くその魔法の泉を訪れたい!と、期待は尽きないのですが、しばらくの間は足を踏み入れるための試練が多そうですね。
気長に、その時が来るのを楽しみにしておくとしましょう。
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