2023年4月15日、東京ディズニーランドが開園40周年を迎えます。
「Dream-Go-Round」をテーマとして、来年3月31日まで、パークはお祝いムード一色に彩られます。
40周年のテーマである「Dream-Go-Round」を耳にすると、その響きから、「メリーゴーラウンド」を連想しませんか? いわゆる遊園地の定番である回転木馬は、子供の時に一度は一人で乗ってみたいと憧れ、親も一緒に乗ったり、外からその姿を見たりして楽しむ定番のアトラクションですね。
東京ディズニーランドにも、この回転木馬のアトラクションは存在しており、1983年のパーク開園時から変わらず、子供はもちろん、大人からも人気を集めています。
と、ここまで「メリーゴーラウンド」として話を進めてしまいましたが、東京ディズニーランドにある回転木馬のアトラクションの正式名称は「キャッスルカルーセル」と言います。ところで、「メリーゴーラウンド」と「カルーセル」の違いって、何だかご存知ですか?
調べてみると〝右回転か左回転かの違い〟や〝国や地域での呼び方の違い〟など、様々な解釈が出てくるのですが、ディズニーの解釈は、乗り物の全てが馬であるものが『カルーセル』、馬以外の馬車などの乗り物が付いているものを『メリーゴーラウンド』という区別がされています。 つまり、「キャッスルカルーセル」は、乗り物の全てが馬になっている、ということです。
「キャッスルカルーセル」の馬の数は全部で90頭、世界中で比較してみても規模の大きな部類に入っているそうです。しかもすごいことに、90頭の馬は全て白馬なんです。アメリカのディズニーパークにカルーセルができた当初は、黒や茶色の馬も存在していたのですが、そうしたところ数少ない白馬に人気が集中し、取り合いになってしまったそうです。そこで、全てを白馬へと変更し、現在のカルーセルになったとのこと。
訪れるゲストの夢を叶えるため、永遠に完成しない場所であることをよく表した魔法の成分ですね。
「キャッスルカルーセル」についてお話しましたが、メリーゴーラウンドもカルーセルもどちらも〝回転木馬〟という解釈自体は同じ。『夢の乗り物』であることに変わりはありません。 メリーゴーラウンドが「楽しくまわる」という意味なのであれば、「Dream-Go-Round」は「夢がまわる」ということなのです。
40年経った今も変わらず、多くのゲストの夢がまわり、広がり続けていくディズニーのテーマパークに終わりはないのでしょう。いちディズニーファンとして、心から『40周年本当におめでとうございます!』の気持ちで一杯です。しかも、今年はウォルト・ディズニー・カンパニーの創立100周年の年でもあります。何と素晴らしいアニバーサリーイヤーなのでしょう!
これからも、紡がれるディズニーの夢の続きと、素晴らしい『魔法の成分』を、ずっと見守っていきたいですね。
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